数秒のワンカットに、
すべてを懸ける。
世界が注目するカンヌ国際映画祭。
その本番の舞台で、プロモーション映像を制作させていただきました。
これまで撮影してきたファッションショーとは異なり、本番は1分にも満たず、映像として勝負できる瞬間は、わずか数秒。
さらに現地では、条件や環境、スケジュールが刻一刻と変化していきます。
そのたびにチーム全員で「今、この瞬間の最適解は何か」を考え、限られたチャンスに向けて準備を積み重ねていきました。
緻密に段取りを組みながらも、実際の撮影では、目の前で起きることに瞬時に反応する。
つくられた演出だけではなく、その場に流れる緊張感や臨場感、空気そのものを残すために、今回もドキュメンタリー精神を大切にしました。
モデルへの一方的な演出ではなく、まずはコミュニケーションを重ね、商品の魅力を知ってもらい、本当に好きになってもらう。
そのプロセスがあったからこそ生まれた、柔らかな表情や自然なポージングも、映像の中に収めることができました。
一瞬のワンカットに、モデル、スタッフ、そして制作チーム全員の思いが重なる。
数秒単位の勝負だからこそ、一人ひとりの判断と熱量が、作品の完成度を大きく左右する現場でした。
カンヌという美しい場所で仕事ができたこと。
そして、海外の舞台で実際に商品を使っていただき、そのリアルな魅力を届けていくシリーズプロジェクトに関わらせていただけたことに、心より感謝いたします。
この貴重な現場を実際に経験できたことは、自分自身のクリエイティブやディレクションに対する、確かな自信にもつながりました。
関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝いたします。
PERFECT ONE